安定したノイズの供給
ばに——————。 |
※お使いのブラウザは正常です
こんにちは、返却日です。
タイトルの通り、今回はノイズの話です。
・欲求、そして課題
わたくしは作品を作る際、特に動画で顕著ですが、ノイズや手ブレなど、不確定的で偶然性に支配されるような表現を入れることがあります。で、私はAEやAviUtlのような本格的なソフトを持っておりません。
あるのはBlenderとiMovieくらいのものです。
ある程度のソフトでないと、ノイズのような表現は難しいです。
(個人の感想です。工夫次第でどうにでもなります)
つまるところ、
簡単なソフトで手軽にノイズを入れたい!!!
という欲求があるわけです。
こうした事態を鑑み、本記事では「安定したノイズの供給」を目標とします。
・解決策その1
この「ちょちょっとノイズ入れたい病」を癒すために、まずはファイル復元ソフトを試してみました。誤って消去してしまったデータなどを復活させるソフトですね。
復元しそこねた画像 |
復元ソフトを使っていると、ときどき復元しきれずにノイズが混じった画像が出てきます。
こうして得られたノイズ入り画像を、作品の素材として使ってしまおうと考えました。
… …が、正直この作業、非常に手間がかかります。
なまじ復元ソフトの性能が良いだけに、大半の画像はきれいに復元されるんですよね。
復元できなかったものに関しては、ノイズが入るものもありますが、そもそも画像として表示できなかったりします。
1000ファイルを投入して、ちょうどいいものが1つ出てくるかどうかという程度です。
このような方法では安定したノイズの供給ができません。別の方法を探します。
・解決策その2
前述の復元ソフトでは、主に画像を中心として収集しました。
この場合、動画や音声に対しては検証が難しく、効率が低いです。
そこで私は動画の変換ソフトをいじりはじめました。
適当な動画を読み込み、種々のコンテナや拡張子、圧縮方式などを設定し、出力しては再生、出力しては再生……。
結果的に面白いものがいくつか得られましたが、やはり手間がかかります。動画として再生できないものも多く出てきます。
まだ、まだ何か方法があるはず…………
・解決策その3
テキストファイルにおいては、文字化けという現象が存在します。
これは文字コードの食い違いから生じるものですが、
画像にも似たような現象があるのでは……?
と思い立ち、いろいろと調べた結果、バイナリエディタを使えば画像などを自在に編集できるとわかりました。
これは文字コードの食い違いから生じるものですが、
画像にも似たような現象があるのでは……?
と思い立ち、いろいろと調べた結果、バイナリエディタを使えば画像などを自在に編集できるとわかりました。
さっそくバイナリエディタをインストールし、ごにゃごにゃ試していると…………
できました!
GIFをバイナリエディタに読み込ませ、適当にいじっていたら上の動画のようになりました。
画像(JPG)についても、記事冒頭のうさぎの絵のようにノイズが混じります。
GIFをバイナリエディタに読み込ませ、適当にいじっていたら上の動画のようになりました。
画像(JPG)についても、記事冒頭のうさぎの絵のようにノイズが混じります。
・まとめ
今回は安定したノイズの供給を目指してきました。
結果、バイナリエディタを用いてファイルを改変するという解決策を見出しました。
ただし、バイナリエディタを使っていると、うっかり消してはいけないデータを消してしまったり、改変した画像がブラウザ上で正しく表示されなかったりします。
上にあげたGIFにおいても、GIFのままでは正しく表示されず、iMovieで動画に変換しています。
ちなみに、WindowsではStirling、MacではHex Fiendというソフトを使用しました。
いずれもフリーソフトですので、興味のある方は自己責任でお願いします。
バックアップをお忘れなく。
おしまい
コメント
コメントを投稿